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世界一団→sunday
20周年によせたりよせなかったり
基本的な姿勢として、みなさんのおかげです、なんてことは言わない。
僕らは僕らの夢があった。その夢のために他ならぬ自分の人生をかけてみた。大げさに言えば。
誰に頼まれたわけでもない、というのが劇団というモノにつきまとうサガだ。
僕は自分で自分の人生を決めたかった。
だから演劇をやると決めた日のことは忘れない。20歳の時だった。僕は人生ではじめて自分の人生を自分で決めたと思っていた。
それは熱のせいだった。実際に40度近い熱があった。僕はベッドの中でうなされながら、自分の人生を自分で決めたと思っていた。
翌朝、熱が下がっても、僕の中には別の熱があったから、これは本物かもしれないと思った。
実際にそれから20年経って、僕は演劇を続けている。
そのときに一緒だったメンバーの何人かもまだ残っている。何人かは別の人生を自分で決めた。
新しいメンバーが入った。みんな、自分で決めた人たちだ。
誰に頼まれたわけでもない。
どこか知らない場所に立っているとする。丘の上のような場所。
360度、見渡しても、知らない場所だ。夢の中かもしれないし、記憶を失っただけかもしれない。
腹が鳴る。人恋しくなる。どっちに行けば食事ができるのか、誰かいるのか、わからないけど、とにかくどっかに歩を進める。
おそらく20年前に自分で決めたと思ってたことは、そういうことだ。
ただ単に僕は腹が減っていたし、誰かに会いたかった。
切実に手に入れたいモノがあった。
これからの20年について考えるということで。
僕はまだ本当に自分の人生を自分で決めてない気がしている。
丘の上からどこかへ歩を進め、この街のことも少しはわかった。色んな人に会って話もした。
さあ、どうしよう。
まだ知らない場所がある。行ってないところがある。食べてないものがある。
出会ってない人がいる。
自分で決めたことなんてなにひとつないのかもしれない。
僕はひとりではなにもできない、ということを知った20年だった。
みなさんのおかげです、なんて軽々しくは言えないけど、みなさんがいてくれたことで、なんとか歩いてこれました。
ありがとうございました。
そしてまた歩き始めます。次の20年はどこにたどり着いてるのだろう。
ウォーリー木下
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劇団☆世界一団→sunday20周年。過去を懐かしむのではなくここを起点に、「未来のために何をするか」をテーマとしました。
今回、写真家の伊東俊介さんには遺影写真を撮ってもらい、デザイナーの黒田武志さんには20周年ロゴを20個作ってもらい、デザイナーの山口良太さんには20周年のサイトを作ってもらいました。もちろんsundayメンバーも、何かをしています。
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世界一団→sunday 20周年祭
今年はsundayの前身、劇団☆世界一団の旗揚げから20年!記念にささやかなパーティーを開催します!
昼は20周年展覧会、夜はsundayメンバーのパフォーマンスにトーク、新作芝居の上演も!?一緒に祝いましょう。
【日程】
2013年10月6日(日)
【会場】
イロリムラ
【内容】
「20周年展」15:00~(16:15頃まで)
入場無料/予約不要
sundayメンバーがおもてなし!写真家・伊東俊介によるsundayメンバー写真の展示、過去フライヤー展、駄菓子屋カフェ、DVD上映 他
「記念式典」17:00~21:00予定(受付開始、開場は開演の30分前)
料金:2000円+別途1ドリンク300円(当日精算のみ)
内容詳細は10月頭に!
【ご予約】
予約された方にはもれなくメンバーのサイン入り20周年記念ポストカードをプレゼント!ご予約はこちらから!
PC用 https://ticket.corich.jp/apply/49027/
携帯用 http://ticket.corich.jp/apply/49027/
- 20 forms 20th LOGO
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Design : Kuroda Takeshi (sandscape)
- Akahoshi Masanori
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20年前は高校生。体育祭のダンスで振付けをしたのだけれど、皆言う事を聞いてくれず、その上たいした振付けもつけれず、自分の不甲斐なさに泣くという事があった。今もたいして変わらない。次の20年後もそんなに変わってないように思う。年だけはとる。
Akahoshi's 20th Special
sunday→劇団☆世界一団 グルリル→大列車強盗93 過去→未来
- Hirabayashi Yukihide
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20年間、ありがとうございます!まず、芝居をやってこれたことに感謝です。健康な体に産んでくれた父親母親にも、支えてくれる家族にも、一緒にやってきた仲間にも、みにきてくれたお客さんにも感謝です!これからもよろしくお願いします。20年後は還暦か~。赤いちゃんちゃんこで芝居かな。
Hirabayashi's 20th Special
Coming Soon!
- Ida Takeshi
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みなさま、元気ですかーーー!?
井田武志は元気ですよーーー!!
20周年です。すごい!
20歳です。はたちです。
はたちの僕は夢中で遊んでたと思います。今の僕は夢中で芝居で遊べる仲間がいます。笑ったり泣いたりケンカしたり宴会したり、そんな時間、大切に大事にしていきます!ウーーーッ!!
Ida's 20th Special
井田のラッキーボーイ
- Komatsu Toshimasa
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とにかく継続している。ということだけで素晴らしい事だ。東京に来て数年経つ。メンバーがそれぞれの場所で何かを産み出し続けている事を知る度に、離れていても、心強く思うのだ。これからも、きっと。
Komatsu's 20th Special
職人気質コレクション
- Yasumoto Mihoko
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私は、演劇を始めて19年。世界一団の「鳥、学校へ行く」のときだった。長く続いた、続けられたね。応援してくださる皆様のおかげです。本当にありがとうございます。今の私を作っているこの日々に感謝して。これからも進みます。
Yasumoto's 20th Special
ミホコの冷珈琲通信
- Miyagawa Saki
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20年…赤ん坊が大人になるって考えると、すんごい歴史やなーと。皆ええ歳重ねて、それぞれに独特の味あるメンバー。個人でもバラバラ好き勝手やって集まるとまたsundayになる。変わり者ばかりのご機嫌な集団。そんなsundayでこれからもオモロイもん演っていけたらと思う。祝☆20周年!
Saki's 20th Special
サキの料理レシピ
- Toshikiyo Yuka
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10年目より、20年目の方が早かった気がする。やっぱり時間は加速するのでしょうか?
時間を大事に使うぞー!
面白おかしくくらすぞー!
そして、他人のくらしの面白おかしくも応援します!
Toshikiyo's 20th Special
Coming Soon!
- Yoshioka Akiko
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辛くて、しんどくて、楽しくて、あっという間に20年経ってしまいました。自分の人生の約半分がここに!
本当にほんとにありがとうございます‼‼!
これからもよろしくお願い致します☆
Yoshioka's 20th Special
宇宙人日常
- Shiihara Sayuri
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演劇の力で、世界をHAPPYにしたい。
そんな我儘な志が、たぐいまれなる沢山の出逢いに恵まれてます。
感謝でいっぱいです。本当にいっぱいなの。
HAPPY人口うじゃうじゃ化計画。未完の夢をいつもいっしょに♪
これからも宜しくです。
Shiihara's 20th Special
Coming Soon!
- Worry Kinoshita
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Worry's 20th Special
20年後までにできるといいなあ
未来について考えるということで
僕がやってみたい演劇について書いてみました
いくつもあるのですが
そのうちのひとつで、結構まじでやってみたいのが
サーカスです
そのサーカスにはもちろん綱渡りやブランコ乗りも出てきます
動物やロボットも出てきます
あ、ピエロも忘れてはいけません
映像や音楽も彩ります
オペラ歌手にも出て欲しいな
火や水もふんだんに使われるでしょう
物語も少しあります
おそらく日本的なものをモチーフにするんじゃないかな
いくつかの昔話を使ったりして
見てる人が参加できるライブのようなものになるといいね
カウントダウンパーティみたいなのりで
それぞれの楽しみ方があって
時には静寂が世界を覆って
大自然のようなものが舞台上に現れる
昔はスポーツがライバルだったけど
今は自然がライバルです
それを超えるようなエンターテインメントなサーカス
たぶん名前は
木下大サーカスになるんでしょうね
- Makimaru Maki
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大学時代に入団してもう20周年なんて!
新旧のメンバーと、いろんな出会いがあり、
美術に小道具に制作と、いろんなを仕事をして、
20年間はあっという間だった。
これからもいろんな出会いを大切に、
sundayの便利屋のような存在で居続けたい。
Makimaru's 20th Special
Coming Soon!