カランコロンと下駄の音をさせながら
愛した男のもとへと毎晩通う死んだ女の怪談話はあくまでも序章に過ぎなかった!
父親の復讐、百両の行方、暗殺計画、あの世とこの世、殺人者の逃亡、生き別れた母親、
運命の歯車が、掛け違えたボタンが、意外なラストへと繋がる。
落語とは思えない登場人物の多さと、複雑なプロット、
暴力描写、不条理でファンタジーな江戸の世界をポップかつスリリングに描く。
美術には大阪を代表する空間デザイナー・野井成正を迎え、
200本以上の竹を使ったインスタレーションで新しい「牡丹灯籠」の世界を構築する。
音楽は豪快なツインドラムと繊細なメロディ、
極太グルーヴで絶賛を浴びるインストユニット・indigo jam unit。
誰も見たことのない「牡丹灯籠」がここに華開く!!